甘草(カンゾウ)って??
以前にもお話したかなぁ~最近、、、化粧水とか育毛剤とか
入浴剤、さらに薬用の歯磨き粉までも、、それらの成分が
気になって、気になって、、、仕方がな~い(;'∀')
いろいろな植物エキスが使われていて、興味深々ーーー
しかも楽し~い!!
よく目にするのは、ドクダミ、ハトムギ、ヨモギ、
ローズマリー、ラベンダー、レモンバーム、ローズ
あとは、柑橘系もありますね。
その他、甘草(カンゾウ)を使用している商品もあり、
珍しいな~と思ったので、、、
今回は、この甘草(カンゾウ)をご紹介していこうと
思います(*^^*)
甘草(カンゾウ)って?
マメ科 生薬名:甘草(カンゾウ)
◎甘草(カンゾウ)は、古代より薬用として使用されたと
言われています。
漢方では最も重要な生薬の1つで、鎮咳、鎮痙、解毒などの
目的で多くの漢方処方に配合されています。
◎原産地
ヨーロッパ南東部、中近東、中国
◎生育地
乾燥地の草原に自生します
◎薬理成分
グリチルリチン、トリテルペン配糖体、フラバノン配糖体、
カルコン配糖体
◎利用部位
根およびストロン
◎利用方法
喉やお腹が急に痛くなった時や、激しい空咳、声のかすみに、
甘草(カンゾウ)6gを水400mlで煎じて半量になるまで、
煮詰めて飲みます。
また、喉の痛み、口中のただれ、歯痛の時などは、
煎じ汁でうがいをします。
さらに、この甘草(カンゾウ)は、生薬として使用されて
いるのではなく、実は甘味料として使用されています。
甘草(カンゾウ)の主成分であるグリチルリチンの特徴は、
甘味成分を含み強い甘みがあるため、甘味料とし
て醤油、味噌、漬物などに使用されています。
海外でも、飲料やリキュールの添加物として
使用されています。
さらに、さらに、食品だけでなく、化粧品、
入浴剤、シャンプーなどにも配合されています。
凄~い!
これを知ってしまったらーーー今度は「甘草エキス配合」
とか「甘草由来成分」とか表記されている商品をーーー
一生懸命探してしまいそうーーー(^-^;
※でも、甘草(カンゾウ)の苗は、今までご紹介した、
薬草、ハーブのように簡単に入手することが
できません。
入手方法は、苗は市販されていませんので、
苗の入手については、秋期に薬用植物園などに
相談してみましょう。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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